【みのたけ学びシリーズ】上映会 「『家は生きていく』が開く語りについて」 |
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2024年2月23日 金曜日・祝日
時間
第一部:17:00〜18:00 上映と話題提供(松井、梶原) ー 休憩 ー 第二部:18:15〜20:00 フリートーク(おしゃべりのような座談会、梶原、松井) 料金
入場無料 (ドリンクの販売あり) 出演 松井至 / 梶原千恵 参加方法 当日参加も可能ですが、お席確保のために事前にお申し込みいただけると確実です。 申し込みフォームはこちらです https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4RtEL9o6MKfDi-otwMCuSwz9Hw7-WvFNejp-iMBnaJfaXQw/viewform --------------- 石巻アートプロジェクトは、石巻で生活しながら感じる問題意識や関心ごとを、アートや表現の視点でより深く考えていくために「みのたけ学びシリーズ」を行います。この会では、『家は生きていく』の上映を契機とした鑑賞者の語りを通して、ゲストのお二人の考察を交えながら「記憶や伝承」を考えてみます。
第一部:ドキュメンタリー作家の松井至さんとともに制作した映像『家は生きていく』は、石巻での上映などを通じて、様々な方からの記憶にまつわる感想や反応を多くいただきました。この度の映像は、東京ドキュメンタリー映画祭2023にノミネートされたことで新たなサウンドデザインが加わった新バージョンとなります。上映後は、近年宮城県を中心に「東日本大震災における伝承とアートの関係」を調査研究してきた梶原千恵さんに、映像の感想を踏まえて震災の記憶の語られ方や表現についての観点からお話をいただきます。 第二部:我々が今までやってきた企画で歯痒く感じていたのが、イベント時間内ではとても話をする時間が足りないということです。そこで今回は会場に集まる皆さんのお話を聞く時間をたっぷりとりながら、おしゃべりのような座談会の中でテーマを展開させていければと思います。 -------------- 松井至(まつい・いたる) 1984年生まれ。人と世界と映像の関係を模索している。 耳の聴こえない親を持つ、聴こえる子どもたちが音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を探す映画『私だけ聴こえる』が公開され、海外の映画祭や全国40館のミニシアターで上映され反響を呼んだ。令和4年度文化庁映画賞文化記録映画大賞受賞。 誰からでも依頼を受けるドキュメンタリーの個人商店〈いまを覚える〉を開店。 日本各地の職人と自然との交わりをアニミズム的に描いた〈職人シリーズ〉を展開。 コロナ禍をきっかけに、行動を促すメディア〈ドキュミーム〉を立ち上げる。 無名の人たちが知られざる物語を語る映像祭〈ドキュメメント〉を主催。 WEB : https://www.itarumatsui.com/ 梶原千恵(かじわら・ちえ) 日本学術振興会特別研究員(九州大学) 専門は美術科教育学、芸術実践論。現在の研究テーマは震災の記憶継承と語り。視覚障害者のアート学習教材開発。主な論文に「3.11以降の社会と関わる美術教育についての一考察−アートプロジェクトに参加した子どものインタビュー分析を通して」(『美術教育学』41、2020)など。1982年宮城県生まれ、福岡市と女川町の二拠点で活動。 -------------- 引き続き、感染予防対策へのご理解とご協力をお願いします。 ・店内の換気を徹底します。 ・入場者人数を制限する場合があります。 ・スタッフはマスクを着用し、手指の消毒、洗浄に努めます。 ・発熱、風邪症状その他体調不良の方は、来店をお控えください。 ・来店時および鑑賞中はマスクを着用してください。 ・入退室の際は、消毒剤にて手指を消毒するようお願いします。 |