2023.2.18 土
香港に自由を
アジアを代表するスター歌手 熱狂と再生のドキュメンタリー
『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』上映会
音楽映画を上映するラ・ストラーダの中の映画室
おはよう座(ンパノ) 第30回
『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』上映会

2023年2月18日 土曜日
時間
第一回14:00(開場13:45)
第二回19:00(開場18:45)
鑑賞料
¥1,000(ドリンクの販売あり)

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『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』
(原題 Denise Ho: Becoming the Song)
(2020/アメリカ/ドキュメンタリー/83分)
監督・脚本・制作:スー・ウィリアムズ
製作総指揮:ヘレン・シウ
共同製作:ジュディス・ヴェッキオーネ
共同制作:ヌシャ・ベイラン
オリジナル音楽:チャールズ・ニューマン
編集:エマ・モリス 撮影:ジェリー・リシウス
字幕:西村美須寿 字幕監修:Miss D
協力:TOKYO FILMeX、市山尚三 資料監修:江口洋子
配給・宣伝:太秦
©Aquarian Works, LLC
公式サイト:http://deniseho-movie2021.com/
Twitter:https://twitter.com/deniseho_movie

2014年に香港で起きた「雨傘運動」。警官隊の催涙弾に対抗して雨傘を持った若者たちが街を占拠したこの運動に、一人のスーパースターの姿があった。彼女の名前はデニス・ホー。同性愛を公表する香港のスター歌手である彼女は、この雨傘運動でキャリアの岐路に立たされていた。彼女は、中心街を占拠した学生たちを支持したことで逮捕され、中国のブラックリストに入ってしまう。次第にスポンサーが離れていき、公演を開催することが出来なくなった彼女は、自らのキャリアを再構築しようと、第二の故郷モントリオールへと向かうのであった。

スー・ウィリアムズ監督による長期密着取材によって浮かび上がるのは、香港ポップスのアイコンであった彼女が、香港市民のアイデンティティと自由を守るために声を上げる一人のアーティスト、そして民主活動家へと変貌していく様である。その物語は、歪な関係にある香港と中国、過去30年間の情勢を見事に反映している。

そして、2019年6月。香港で逃亡犯条例改正に反対するデモが起き、彼女は再び岐路に立たされた。数百万のデモ参加者が街頭に繰り出した時、彼女は催涙ガスと放水砲が飛び交う通りに立ち続け、デモ参加者を守ろうとする。そして、国連やアメリカ議会で香港の危機的状況について訴え、自由と民主主義を守ろうとする人々の姿を世界に発信していくのだった。
自由を求める香港の人々の声が、デニス・ホーという存在に重なり、その願いが一つの歌となって響き渡る。映画の幕は閉じるが、香港の闘いはまだ終わっていない…

デニス・ホー(何韻詩)
1977年香港生まれ。11才の時に家族とカナダへ移住。その後、アニタ・ムイ(梅艷芳)に弟子入りし、2001年にレコード・デビュー。香港ポップスの中核を担う歌手としてワールドワイドに音楽活動を続けるなか、映画や舞台など女優としても活躍。
2012年のLGBTパレードに参加した際に、舞台上で自ら同性愛者であることを表明。香港の女性芸能人で初のカミングアウトとなった。
また、2014年、香港特別行政区政府への抗議デモから始まった雨傘運動を支持し、座り込みを続けたことで逮捕され、レコード会社との契約やスポンサー契約を打ち切られる。
現在、PodcastやYouTubeで配信活動を行なっており、チェンネル登録者数は12万人を超えている。

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・店内の消毒/薬剤による清拭を徹底し、換気扇を常時稼働します。
・入場者人数を制限し、椅子の間隔をあけて配置します。
・スタッフはマスクを着用し、手指の消毒、洗浄に努めます。
・発熱、風邪症状その他体調不良の方は、来店をお控えください。
・来店時および鑑賞中はマスクを着用してください。
・入退室の際は、消毒剤にて手指を消毒するようお願いします。
・開演前後、休憩中のおしゃべりはなるべく小声で、互いに接 近しないよう留意してください。
・やむを得ない事情で来場できない場合はご連絡ください。キャンセル料はいただきません。

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上映会を開催するにあたり、山形県映画センターにご尽力ただきました。山形県映画センターは、東日本で映画館10館を運営するフォーラムネットワークの移動上映部門です。
https://eigacenter.forum-cinema.com

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